泡洗顔のメーク落としの”W洗顔不要”には気をつけろ!
久しぶりにあまりよく無い方の商品レビュー。
スキンケア、普段は化粧水やクリームなどに投資して、
メイク落としや洗顔料など洗い流すものは安いものを選んでいた。
しかし、最近どうもお肌の調子が良くない。
いつも購入する百貨店ブランドの美容部員さんに相談したところ
日常のお肌のお手入れで大切なことの一つに、メイク落としと洗顔だと力説された。
しかし洗い落とすものに1000円以上も払うのはもったいない。
そんな意識でいたが、メイク落としこそ、お金をかけるべき化粧品という記事を目にし、
もしかして、お肌の不調は本当はメイク落としにあるのかも?と、そんな疑いを持つように。
そしてまずは試しに少しだけお高めのメイク落としにチャレンジしてみた。
それが、花王の「ソフィーナ乾燥肌のための美容液メイク落とし〈洗顔でもできる泡〉」
形状は泡で、私は乾燥肌だし、メイク落とし後のW洗顔不要ということで、お肌に優しそうというところに惹かれ購入。
2400円くらいと、普段1000円以上の洗顔料は使わなかった私にとってはややお高め。
そして、使い始め数ヶ月が経ち、そういえば一向に肌が改善されない。
むしろ悪化している!!ここ最近の冬特有の空気の乾燥のせいだと思い、
そろそろ基礎化粧品がなくなるタイミングに、これまで使っていた化粧品では保湿不足だと、やや高価なアルビオンに切り替えた。
アルビオンと言えば、一番はじめにコットンで使う乳液でお馴染みだが、
以前に愛用していた頃から、コットン使いは一回により多くの剤を使わすためのまやかしだと判断して全て手で使っていた。
しかし久しぶりに購入した時にあまりにも美容部員さんがコットンの使い方を推してくるので、
改めて正式な使い方に倣って使い始めることに。
すると、先に前述のソフィーナメイク落としでしっかりメイク落とししたはずなのに、コットンにメイクの汚れがしっかり付着しているのだ。えっ!と思い、もう一度新しいコットンで試してみても、まだメイクの汚れがついてくる。
「メーク全然落ちてないやん!!!」思わず叫んだ私は、
もしかして、このアルビオンの乳液の色なのか?と念には念を、もう一度ソフィーナで洗顔して、乳液コットンをやってみた。
すると、もうメイク汚れらしいものは付着しなかった。
ということは、やっぱりさっきのはメイクの汚れ。
驚愕でした。私はここ数ヶ月、ろくにメイクも落とさず、上からまたメイクをして、またろくに落とさずを繰り返していたのだ。
花王のソフィーナほどのブランドが、「メイクもきちんと落とす。あとの洗顔はいらない」とうたっているにも関わらず、そこそこのお値段でこんな商品を販売しているとは・・・
私はメイクは薄めな方で、私が落ちないのならば、殆どの人が無理だろう。
一方で、「最近のメイク用品は品質が良いものばかりで、多少メイクが落ちなくてもなんの問題もない。むしろきっちり落とす方が肌には負担だ」と論じる専門家の話も耳にしたことがある。
だからそんな目くじらを立てることでも無いかもしれないが、他のブランドでも泡洗顔メーク落としの商品は同様にしっかりは落ちないのではないだろうか?